今回はPCエンジンのギャルゲーを特集します。PC版の18禁からの移植作品やオリジナル作品まで色々と紹介していきますので楽しんで頂けたら嬉しいです。
【PCエンジン】男を魅了したギャルゲー名作13選
ギャルゲー特集動画 その1
ギャルゲー特集動画 その2
ヴァリスシリーズ
美少女アクションゲームとしてPCで大人気を博した「ヴァリス」シリーズ。その中でも「ヴァリスIII」は、PCエンジン専用として開発された特別な作品です。CD-ROMの大容量をフルに活用したヴィジュアルシーンは、当時のプレイヤーたちを圧倒しました。
この作品の大きな特徴として、従来の主人公・優子だけでなく、彼女の双子の妹ヴァルナや仲間のチャムも操作キャラクターとして選択可能になりました。それぞれのキャラクターには独自のスタイルがあり、優子はオールラウンダー、ヴァルナは魔法使いタイプ、そしてチャムは盗賊のようなアクロバティックな動きを持つキャラクターとして設定されています。
物語は、露出度の高いコスチュームを身に纏ったヒロインたちが異世界での戦いを繰り広げるというもの。しかし、単なるアクションゲームとしてだけでなく、細かな演出やキャラクター同士の関係性が深化している点も見逃せません。特に、優子がベッドで寝ているシーンからコスチュームに着替えるシーンは、ファンから大きな注目を集めました。もちろん、ゲームとしての内容もしっかりとしており、アクションゲームファンはもちろん、シリーズのファンにも満足のいく内容となっています。
「ヴァリスIII」は、その美麗なグラフィックと深いストーリー、そして魅力的なキャラクターたちで、多くのゲームファンの心をつかんだ名作として記憶されています。
最近ではコレクション作品も発売していますのでswitchで遊ぶ事も出来ます。
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アドヴァンスVG
アドヴァンスVG(Variable Geo)は、1990年代にリリースされた格闘ゲームシリーズです。このゲームは、全国のウェイトレスが集まり、格闘技大会「VG(Variable Geo)」で戦うという独特の設定が特徴です。
参加者たちは、大会の優勝者に与えられる大金や名誉を目指して戦いますが、敗北すると罰ゲームを受けるというルールも存在します。ゲームは、様々な背景や技を持つウェイトレスたちが繰り広げる熱いバトルを楽しむことができます。
アドヴァンスVGは、そのユニークなキャラクターやストーリー、そして洗練された格闘ゲームシステムによって、多くのファンから支持を受けています。
鏡の国のレジェンド
「鏡の国のレジェンド」は、大人気アイドル、酒井法子(愛称: のりぴー)とのタイアップで生まれたユニークなアドベンチャーゲームです。物語は、魔法の鏡の国に囚われたのりぴーを救出するため、彼女の熱烈なファンである少年が冒険を繰り広げるというもの。このゲームの魅力は、実写を取り入れたビジュアルシーンや、のりぴー自身が歌う楽曲にあります。特筆すべきは、プレイヤーが登録した名前をのりぴーが機械的な音声で呼ぶ機能。この新しい試みは、当時の技術を駆使した画期的なもので、ファンには感動的なサプライズとなったでしょう。芸能人とのコラボゲームは数多く存在しますが、「鏡の国のレジェンド」はその中でも特にメルヘンな雰囲気と高い完成度で際立っています。現代の技術でのリメイクは難しいかもしれませんが、このゲームを一度体験する価値は十分にあると言えるでしょう。
メタルエンジェル シリーズ
「メタルエンジェル」シリーズは、近未来の日本を背景に展開する美少女格闘ロボットシミュレーションゲームです。プレイヤーはフルメタルバトルというロボット格闘技の日本代表チームの監督として、数名の才能ある美少女選手たちを指導し、世界の頂点を目指します。
ゲームの魅力は、日常のトレーニングやケアを通じて選手たちとの絆を深める育成パート。そして、それに続く熱いバトルシーン。監督としての役割、キャラクターたちの魅力、スポーツの熱さ、そしてロボットアクションという要素が組み合わさって、多くのファンの心をつかみました。
しかし、当時のCD-ROMの出荷台数の制限や市場の状況から、販売本数はそれほど多くはありませんでした。そのため、今ではこのシリーズのゲームはプレミアム価格で取引されることが多いのです。オタク文化の中での独特な魅力を持つ「メタルエンジェル」シリーズは、今も多くのファンに愛され続けています。
あすか120%マキシマ
「あすか120%マキシマ」は、女性キャラクターのみが登場する格闘ゲームで、アドヴァンスVGと同じくそのコンセプトが特徴です。もともとはPC向けのゲームでしたが、マキシマの名のもとにPCエンジンでもリリースされました。
ゲームの舞台は、部活動の予算を巡る争奪戦「部活対抗予算争奪メガファイト」。各キャラクターは、所属する部活動をモチーフにした独自の技で戦います。主人公・飛鳥は化学部に所属しており、一見戦うには不向きな部活のように思えますが、彼女は爆発物を詰めたフラスコを使って戦うというユニークな戦術を持っています。生物部や舞踊部など、さまざまな部活からの参加者がこの大会を盛り上げます。
また、このゲームはギャルゲーの要素も持っており、キャラクターのデザインが非常に可愛らしいのも魅力の一つ。キャラクターデザインを手掛けたのは、後に美少女ゲームで名を馳せることになる七瀬葵先生。このゲームは、彼女のキャリアの初期の作品としても注目されています。
このゲームは、格闘ゲームとしての面白さとギャルゲーとしての魅力を併せ持っており、多くのファンに愛されています。
銀河お嬢様伝説ユナ
「銀河お嬢様伝説ユナ」は、ハドソンからリリースされた、魅力的なキャラクターたちが織りなすアドベンチャーゲームです。このゲームの主人公、神楽坂ユナは、銀河お嬢様コンテストでの優勝をきっかけに、銀河を代表する人気者としての活動を続けています。しかし、ある日、彼女の同僚が突如として行方不明に。ユナは彼女を探すための冒険に足を踏み出します。
物語は、シリアスな展開を予感させるものの、実際にはコメディ要素が随所に散りばめられています。様々な美少女キャラクターが、時にはユーモラスで、時にはちょっとセクシーなシチュエーションで登場するので、美少女ゲームのファンには特におすすめです。特に、ユナが変身するシーンは、ビジュアル的にも非常に美しく、戦闘美少女としてのユナの魅力を最大限に引き出しています。
このゲームは、その後もシリーズ化され、多くのファンに愛され続けました。また、主人公ユナの声を担当したのは、当時非常に人気のあった声優、横山智佐さん。彼女は、ジャンプ放送局のメインパーソナリティとしても知られていました。
「銀河お嬢様伝説ユナ」は、そのユニークな世界観とキャラクターたち、そしてユーモア溢れるストーリーで、多くのゲームファンの心をつかんだ名作と言えるでしょう。
ムーンライトレディ
日常は普通の女子中学生、だが戦いの時が来れば美少女戦士に変身する。この設定を聞けば、多くの人が思い浮かべるのは「セーラームーン」でしょう。しかし、「ムーンライトレディ」は、そのセーラームーンをオマージュとして作られた、独自の魅力を持つアクションRPGです。
ゲームの流れは、日常の探索パートと戦闘パートの2つに分かれています。日常パートではRPGのようにキャラクターとの交流や情報収集を行い、戦闘パートでは3人の美少女戦士を使い分けながらアクションバトルを楽しむことができます。この切り替え式のバトルは、プレイヤーの戦略性を求められるため、ゲームとしての深みも感じられます。
ストーリーの面では、ギャグ要素が随所に散りばめられており、プレイヤーを楽しませてくれます。さらに、セーラームーンだけでなく、当時の特撮やロボットアニメなどのパロディやオマージュも多く、当時のファンには懐かしさやユーモアを感じさせる要素が詰まっています。
「ムーンライトレディ」は、セーラームーンのオマージュとして作られたものの、その中に独自の世界観やキャラクター、そしてユーモアが詰まっており、ファンから愛される理由がここにあります。セーラームーンとのコラボも考えられたかもしれませんが、このゲームは「好きなことを好きなように」という制作側の情熱を感じさせる作品となっています。
魔物ハンター妖子 遠き呼び声
「魔物ハンター妖子」は、日本の人気アニメおよびマンガシリーズで、著者は荒木伸吾氏です。物語の中心は、タイトルのキャラクター、妖子(ようこ)に焦点を当てています。彼女は魔物ハンターとしての役割を持ち、様々な魔物や霊的な存在と戦いながら、彼らから人々を守る任務を果たしています。
妖子は、非常に強力な魔法の能力を持つ若い女性で、彼女の冒険はダークで神秘的な雰囲気を持っていますが、同時にユーモアやコメディの要素も散りばめられています。彼女のサイドキックとして、常に彼女の側にいる小さな悪魔のようなキャラクターも登場し、物語に彩りを加えています。
シリーズは、妖子が直面するさまざまな挑戦や謎を解決する過程を通じて、友情、愛、勇気などのテーマを探求しています。魔法や超常現象に関する要素が豊富に取り入れられており、ファンタジー好きな読者や視聴者には特におすすめの作品となっています。
ワルキューレの伝説
ナムコがアーケードでリリースした「ワルキューレの伝説」は、PCエンジンへの移植版としても多くのファンに愛されています。このゲームは、女神ワルキューレを操作し、邪悪なカムーズを倒すための冒険を描いたトップビューのアクションゲームです。
ワルキューレは、さまざまな剣を使ったショット攻撃のほか、魔法も使用できます。魔法は魔力を消費して発動し、敵を攻撃するだけでなく、様々な特殊効果を持つものもあります。これにより、プレイヤーは多彩な戦術を駆使してゲームを進めることができます。
PCエンジン版の特徴として、オリジナルのアーケード版にはない要素が追加されています。たとえば、2人同時プレイはできないものの、それを補うような独自のシナリオや、PCエンジン版だけの特別な敵キャラクター、ブラックワルキューレなどが登場します。これらの独自要素は、オリジナルをプレイしたファンにとっても新鮮で楽しい驚きを提供してくれるでしょう。
レディファントム
「レディファントム」は、未来の宇宙を背景にしたウォーシミュレーションゲームで、プレイヤーは「ファントム・メディア」という巨大ロボットを操縦して戦います。このゲームは、ヘックスベースのマップ上での戦略的なバトルが特徴ですが、他のシミュレーションゲームとは一味違います。
まず、プレイヤーが操作するキャラクターは5人の女性キャラクターで固定されており、ユニットの生産や追加は行われません。これにより、ゲームの焦点はキャラクターごとの特性や能力、そして戦略的な配置にシフトしています。
ゲームの戦闘システムも独特で、各ユニットは移動後に攻撃を行うことができ、さらに障害物が射線の邪魔をすると攻撃が命中しないというリアルな要素が取り入れられています。また、行動力の高いキャラクターは1ターンに複数回行動することが可能で、これによりゲームのテンポが上がり、スピーディな戦闘が楽しめます。
そして、このゲームの大きな魅力の一つは、5人の女性キャラクターたちです。彼女たちはそれぞれ独自のバックグラウンドや性格を持ち、物語を通じて彼女たちの成長や関係性が描かれています。美少女ゲームの要素も取り入れられており、キャラクター同士の掛け合いやストーリー展開も楽しめる作品となっています。
PC版の卒業やVG(18禁)は
プレイ経験から言うと、
私はギャルゲーをあまりプレイしなかった。
多くのプレイヤーが、ギャルゲーを選ぶ理由は、
キャラクターの魅力的なショットを楽しむためだと思う。
しかし、限定的なサービスショットしか提供しない
コンシューマゲームより、エロゲーの方が
より満足度が高いのではないかと感じる。
特に、PCエンジンやサターンなどでリリースされた
エロゲー原作のギャルゲーは、エロ要素を取り除いた
バージョンが多く、私はそれらをスキップしていた。
例えば、アクション対魔忍のようなゲームも、
エロ要素を取り除いたバージョンは興味が湧かない。
エロゲーからエロ要素を取り除いたゲームは、
まるで具材のない料理のようだと思う。
マジカルチェイス
一応主人公は女の子なのでギャルゲーとしてください
シューティングゲームの歴史を振り返ると、70~80年代にはダライアスやグラディウスのような伝説的なシリーズが誕生しました。その後、新たなジャンルとして「弾幕ゲーム」が登場し、怒首領蜂や斑鳩などの新しいシリーズが生まれるまでの間、一つの特別なゲームが登場しました。それが「マジカルチェイス」です。
このゲームは、魔法使いの少女リプルが主人公として、魔法の力を使って敵と戦うファンタジーシューティングゲームです。そのキュートなキャラクターデザインと独特のゲームプレイは、当時のゲーム市場に新しい風をもたらしました。
しかし、残念ながら発売元はこのゲームの直後に倒産。開発元のクエストは、このゲームのリリース時にはまだあまり知られていなかったものの、マジカルチェイスは時間とともに「隠れた名作」としての評価を受けるようになりました。
興味深いことに、クエストは後に「オウガバトルサーガ」というシリーズを手掛けることになります。このシリーズには「リプルズスタッフ」というアイテムが登場します。この名前は、マジカルチェイスの主人公リプルの武器と同じ名前です。これは、クエストが自社の過去の作品を敬愛している証拠かもしれませんね。
マジカルチェイスは、シューティングゲームの歴史の中で特別な位置を占めています。その魅力的なキャラクターとゲームプレイは、今でも多くのファンに愛されています。
美少女戦士セーラームーン
「美少女戦士セーラームーン」は、国民的人気を誇るアニメを原作としたアドベンチャーゲームです。このゲームでは、5人のセーラー戦士の中から好きなキャラクターを選び、彼女を主人公として物語を進めていきます。
特筆すべきは、オリジナルの主題歌やボイス、アニメーションが盛り込まれている点です。これにより、ファンはアニメの世界観をより深く楽しむことができます。しかし、ゲームの選択肢はそれほど重要ではなく、主にセーラームーンの魅力的な世界に浸ることや、ミニゲームを楽しむことが目的となっています。
このゲームは、当時のセーラームーンファン、特に女の子やアニメ愛好者には大変魅力的だったでしょう。しかし、深いゲーム性を求めるゲーマーには物足りなさを感じるかもしれません。
それでも、多くのセーラームーンゲームが存在する中で、このゲームはアニメの世界観を忠実に再現し、ファンアートのようなデジタル作品としての価値を持っています。セーラームーンの魅力を再確認したいファンには、ぜひともプレイしてほしい一作です。
プリンセスミネルバ
「プリンセスミネルバ」は、美少女キャラクターたちが織りなすRPGゲームです。このゲームは、プレイヤーがミネルバ王国の王女・ミネルバを中心とした仲間たちとともに、王国を脅かす悪の勢力と戦っていくというストーリーが展開されます。
ゲームの特徴として、戦闘システムが独特であり、キャラクター同士の組み合わせや連携技を駆使して戦うことが求められます。また、キャラクターたちの成長や育成要素も充実しており、プレイヤーは彼女たちのスキルや能力を上げながら、物語を進めていくことになります。
グラフィックやサウンド面でも、当時としては高品質であり、特にキャラクターデザインや背景美術は非常に魅力的です。また、ゲーム内でのイベントや会話シーンも豊富で、キャラクターたちの個性や背景が深く描かれています。
「プリンセスミネルバ」は、美少女キャラクターたちの魅力と、しっかりとしたゲーム性が融合した作品として、多くのファンから愛されています。
【PCエンジン】ギャルゲー特集 13選のまとめ
PCエンジンは、その当時としては革命的なゲーム機であり、多くのゲームがリリースされました。中でもギャルゲーは、その独特の魅力で多くのファンを魅了しました。今回の特集では、PCエンジンでリリースされたギャルゲーの中から13作品をピックアップし、その魅力や特徴を紹介しました。
- それぞれのゲームは、独自の世界観やキャラクター、ストーリーが魅力的であり、プレイヤーをその世界に引き込む力があります。
- グラフィックやサウンド、ゲームシステムなど、当時の技術を駆使して作られた作品たちは、今でもそのクオリティの高さが伺えます。
- ギャルゲーは、恋愛要素だけでなく、アクションやRPG、アドベンチャーなど、さまざまなジャンルが融合しています。これにより、幅広いプレイヤー層にアピールしています。
- 今回紹介した作品は、当時のゲーム業界のトレンドや文化を反映しており、レトロゲームとしての価値も高いです。
最後に、PCエンジンのギャルゲーは、その時代のゲーム文化や技術の粋を集めた作品と言えるでしょう。今回の特集を通して、その魅力や歴史を再確認できたことを願っています。これを機に、興味を持たれた方は、ぜひ実際にプレイしてみて、その深みや楽しさを体感してみてください。
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