回転しながら龍のように舞い上がり、上からキックをたたきこむ奥義「飛龍の拳」。ファミコン世代なら、この技にあこがれた方も多いのではないでしょうか。カルチャーブレーンの看板シリーズ『飛龍の拳』は、ファミコンでは1987年から1991年までに4作が発売されました。
今回の動画は、そのファミコン4作を、ずんだもんと四国めたんが30分たっぷり大特集したものです。ストーリー、5人の龍戦士、心眼システム、奥義の書や曼荼羅のアイテム、そしてシリーズ伝統の「ムズい」ところまで、実際のプレイ画面とあわせて紹介しています。
この動画で紹介しているゲーム
1作目 飛龍の拳 奥義の書
機種:ファミコン/メーカー:カルチャーブレーン/発売:1987年/ジャンル:格闘アクション
1987年2月14日発売のシリーズ1作目。中国の秘境・龍飛峰で育った少年、龍飛が、師匠の寿安老師を謎の組織「龍の牙」に殺され、奪われた奥義の書を取り戻す旅に出ます。最初に作られた分は、箱や説明書の会社名が「日本ゲーム」だったという、コレクター心をくすぐる話も。
横スクロールの道中で牙龍獣士を倒してパワーアップし、少林寺で心眼の教えを受けて、異種格闘技の世界大会へ。大会にまぎれこんだ龍の牙の手下の正体をあばき、全6巻の奥義の書を集めていきます。1周クリアしても水晶玉が必要とわかって2周目へ…という手ごわさで、動画では空手家ゴウ・ハヤトの「整形疑惑」など、ファンならにやりとする話も紹介しています。
2作目 飛龍の拳II ドラゴンの翼
機種:ファミコン/メーカー:カルチャーブレーン/発売:1988年/ジャンル:アクションRPG
1988年7月29日発売の2作目は、前作の4年後が舞台。大魔神の復活を止めるため、龍飛、ミンミン、ハヤト、ワイラー、昇龍の5人の龍戦士がそろいます。ステージを上下左右に探索し、経験値でレベルを上げ、朝・昼・夕方・夜と時間が流れて敵や音楽まで変わる、ボリュームたっぷりの作品です。
大魔神を封印する曼荼羅のパーツ集め、龍戦士への変身と法力、ドラクエのようなコマンドで巨大な敵と戦う「大魔獣」パートと見どころがいっぱい。チビッコ用・マニア用、コマンドで戦うアニメRPGモード、最大8人の対戦モードもあり、本当のエンディングはマニア用のクリアが条件です。音楽は久米由基さんで、メインテーマはファミコン屈指の名曲と言われています。
3作目 飛龍の拳III 五人の龍戦士
機種:ファミコン/メーカー:カルチャーブレーン/発売:1990年/ジャンル:アクション
1990年7月6日発売の3作目。副題の「龍戦士」は「ドラゴン」と読みます。物語は5章に分かれ、章ごとに主人公が変わるドラクエ4のような作り。第1章ではロサンゼルスで格闘家集団「黒龍会」と戦います。探索やレベル上げはなくなり、一本道の横スクロールに原点回帰。変身すると双剣や棍を持って戦えます。
五大明王をはじめ強敵ぞろいで、シリーズ屈指の難しさと言われる1本。エンディングでは大魔神の復活と第4弾が予告されますが、シリーズはその後格闘ゲームの道へ進み、その続きは描かれていません。動画では、10年後にゲームボーイ『飛龍の拳烈伝GB』の初回版のおまけになった話も紹介しています。
4作目 飛龍の拳スペシャル ファイティングウォーズ
機種:ファミコン/メーカー:カルチャーブレーン/発売:1991年/ジャンル:格闘
1991年6月21日発売の4作目は、ストーリーも変身も法力もない、純粋な1対1の格闘ゲームに近い作品。選手は12人、格闘スタイルは8つで、龍飛やハヤト、プロレスラーになったワイラーなど前作までのキャラも顔を出します。「マークシステム なし」にすると心眼のマークが消え、相手の構えからスキを読むという達人の世界も味わえます。
もうひとつの柱が選手の育成。ファイトマネーで師匠のトレーニングを受け、11種類の能力を鍛えます。正拳道場の師範・熊虎龍三郎の「立つんだ!」という激が飛び、試合後には防御の成功率まで出してダメ出し。ジャンプ漫画を読んでいるような熱さが魅力です。
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飛龍の拳シリーズとは
始まりは1985年のアーケードゲーム『北派少林 飛龍の拳』。1対1の対戦だけだったゲームに、ファミコンへの移植で横スクロールのアクションとストーリーが加わり、シリーズの形ができました。生みの親は、カルチャーブレーンのプロデューサー、阿迦手観屋夢之助さんです。
シリーズの要「心眼」システム
戦う2人の体の上段・中段・下段に丸いマークが光り、自分に付いたらそこを防御、敵に付いたらそこを攻撃する。これが心眼システムです。マークのない所を殴ってもほとんど効かないので、知らずに遊ぶと一方的にやられてしまいます。
大ダメージの青い丸、しばらく連続攻撃できる「R」、残りの体力に関係なく一撃で倒せる星の「秘孔」といった特別なマークもあり、KOゲージが満タンになると奥義『飛龍の拳』が使えます。
その後の飛龍の拳
スーファミでは1992年の『飛龍の拳S』まで道中と心眼のスタイルが続き、1994年の『SD飛龍の拳』からはふつうの格闘ゲームに。プレステの『バーチャル飛龍の拳』、ニンテンドウ64の『飛龍の拳ツイン』を経て、2000年のゲームボーイ『飛龍の拳烈伝GB』が今のところ最後の新作です。発表されたのに出なかった作品も10本以上あるそうです。
今遊ぶなら(Steam)
2026年4月18日、Steamで『飛龍の拳 コレクション』が発売されました。ファミコンの4作がまるごと入り、海外版の2本も収録。いつでもセーブ・ロードができ、巻き戻し機能もあるので、ムズいシリーズにも安心して挑めます。2023年と2024年にはシリーズのサウンドトラックも発売されています。
動画の目次
時間を押すと、その場面から動画が始まります。
- 0:00 オープニング
- 0:47 飛龍の拳シリーズとは
- 1:35 心眼システム
- 2:56 1作目 飛龍の拳 奥義の書
- 9:16 2作目 飛龍の拳II ドラゴンの翼
- 17:49 3作目 飛龍の拳III 五人の龍戦士
- 23:38 4作目 飛龍の拳スペシャル
- 27:27 その後の飛龍の拳
- 28:05 今遊ぶには(Steam)
- 28:37 まとめ
まとめ
心眼の原点の奥義の書、探索と変身が加わった大冒険のドラゴンの翼、演出がパワーアップしたシリーズ屈指の難しさの五人の龍戦士、師匠の激が熱い格闘ゲームのスペシャル。4作それぞれに違う魅力があり、どれも本気で遊べる手ごたえこそが飛龍の拳の魅力です。動画の「ムズい!」カウンターは9回でした。
当時ハマった方も、これから遊ぶ方も、ぜひ動画で4作のプレイ画面をたっぷり見てみてください。あなたがいちばん好きな飛龍の拳はどれですか?
引用・クレジット
- Ryoji Alvain「飛龍の拳Ⅱ ドラゴンの翼 : アクションモード(マニアよう) ALL」
- Ryoji Alvain「[FC]飛龍の拳 奥義の書 : ALL」
- Ryoji Alvain「[FC]飛龍の拳Ⅲ 五人の龍戦士 : ALL」
- 音声:VOICEVOX:ずんだもん、VOICEVOX:四国めたん
- 立ち絵:坂本アヒル(ずんだもん立ち絵素材・四国めたん立ち絵素材)
▶ プレイ動画は YouTube「ファミっ子プレイ動画 retro gamer」で毎日22時に公開中。チャンネル登録で新作をいち早くチェックできます。


