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FCファミコン■ ゲーム特集

【ファミコン】思わず怒りが!原作愛は無いだろと思う超クソゲー5選

好きな映画や漫画がゲームになると聞けば、ファンなら期待して手に取りたくなるものです。ところがファミコン時代には、遊んでみて「これ、原作の何を再現したの?」と頭を抱えたくなるソフトも少なくありませんでした。

今回の動画では、映画・漫画・アニメが原作なのに残念な出来だったファミコンソフトを5本紹介しています。1本ずつ原作とゲームをならべてくらべ、「原作再現度」を星で判定しました。ゲームは残念でも、原作はどれも名作です。原作は嫌いにならないで、という気持ちで楽しんでください。

この動画で紹介しているゲーム

1本目 もっともあぶない刑事

機種:ファミコン/メーカー:東映動画/発売:1990年/ジャンル:アクション

1989年の映画をもとに、東映動画から1990年に発売された横スクロールのアクションシューティングです。横浜の刑事タカとユウジが暴力団・銀星会に挑み、全9ステージを2人同時プレイでも遊べます。オープニングの会話は「きのうの おんなは どうした」と、セリフ回しはしっかりあぶ刑事。ただし全部ひらがななので、ハードボイルドな雰囲気がどうにもふんわりしてしまいます。

しゃがんで撃って少し歩くのをくり返すだけで進めてしまう単調さ、ザコとほぼ同じ服の主人公、敵も味方も「パスッ」という軽い銃声、2Pが壁にめり込んだり分裂したりする不具合…と、残念ポイントは多め。原作では運転免許がない設定のタカが、車の場面ではなぜか別の車で走ります。ファミ通のクロスレビューは16点、動画での原作再現度は星2つです。

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2本目 タッチ ミステリー・オブ・トライアングル

機種:ファミコン/メーカー:東宝/発売:1987年/ジャンル:アクション

あだち充さんの『タッチ』を原作に、東宝から発売されたアクションゲーム。開発はなんと『ぷよぷよ』のコンパイルです。ところがお話は、飼い犬パンチの子犬10匹が異次元の世界に落ちてしまい、達也・和也・南の3人が探しに行くというもの。野球も甲子園も出てこず、敵はピエロや戦車やドリルです(原作のパンチの子どもは2匹だそうです)。

南ちゃんは敵にぶつかると座りこんで泣き出し、そのダメージは兄弟2人に。体力とお金が同じ数字で、買い物をすると体力が減るという謎のしくみや、マッチでしか倒せないボスなど、戸惑う要素がいっぱいです。それでもタイトル画面とエンディングの絵は原作そっくりで、アニメのアイキャッチの動きまで再現しています。原作再現度は星1つ。

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3本目 高橋名人のBUGってハニー

機種:ファミコン/メーカー:ハドソン/発売:1987年/ジャンル:アクション

原作はアニメ『Bugってハニー』。そのアニメ自体がゲーム『高橋名人の冒険島』をもとにしているという、ゲームからアニメ、アニメからまたゲームという珍しい流れで生まれたソフトです。1面ではハチの妖精ハニーを操作して高橋原人を助けに行きますが、ハニーが活躍するのは1面だけ。2面からは高橋原人が主役になります。

いちばんの特徴は、卵にさわると始まるブロック崩し。落ちてくる文字を集めてパスワードをそろえないとボスの城の扉が開かず、冒険よりブロック崩しのほうが長いと言いたくなる作りです。もとはセガ『ピタゴラスの謎』の移植として作られる予定だったそうで、ブロック崩しだけは出来がいいのが皮肉なところ。曲はアニメの主題歌で絵もきれいなので、原作再現度は星3つです。

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4本目 時空の旅人

機種:ファミコン/メーカー:ケムコ/発売:1986年/ジャンル:アドベンチャー

眉村卓さんの小説が原作の、1986年のアニメ映画をゲームにしたもので、映画公開の6日後に発売されました。未来の時間管理局の男トシトが、核戦争の起きる未来を変えるために過去へ向かい、歴史上の人物の質問に「はい」か「いいえ」で答えて歴史を変えていきます。お金・食べ物・愛・力・正統な歴史の5つの歴史を全部見ると、真のエンディングにたどりつけます。

発想はおもしろいのですが、答えをまちがえるとあっさりゲームオーバー。信長に「きりころされました」、死にパターンが9つもある大塩平八郎、そしてタイムマシン「こい」に乗り遅れて失恋のような文で終わる結末も。セーブもパスワードもなく、原作のヒロイン哲子はパッケージにしか登場しません。ファミ通では20点、原作再現度は星2つです。

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5本目 ゴーストバスターズ

機種:ファミコン/メーカー:徳間書店/発売:1986年/ジャンル:アクション

1984年の大ヒット映画を原作に、海外のパソコン用ゲームをもとにして徳間書店から発売されました。SHOPで道具を買い、ニューヨークの地図の上を移動して、赤く光るビルでゴーストを捕獲。お金とエネルギーをためてZUULビルへ向かい、ラスボスのゴーザと対決します。ビームを交差させるとアウトという映画の設定は、ちゃんと再現されています。

ただ、地図の上を歩くのはなぜか映画のロゴマーク、移動のたびに始まるドライブ、ボタン連打で22階まで登る階段(ゴーストには攻撃できません)、映画は4人なのにゲームは3人…と、ツッコミどころは尽きません。日本版はゴーストアラームの売り買いでお金がいくらでも増え、クリアすると真っ黒な画面に「りり」の2文字だけ。当時のファミ通には「もはやゲームになっていない」と書かれました。原作再現度は星2つです。

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動画の目次

時間を押すと、その場面から動画が始まります。

  • 0:00 オープニング
  • 1:00 1本目 もっともあぶない刑事
  • 3:31 2本目 タッチ ミステリー・オブ・トライアングル
  • 6:07 3本目 高橋名人のBUGってハニー
  • 8:11 4本目 時空の旅人
  • 10:56 5本目 ゴーストバスターズ
  • 13:59 まとめ

まとめ

全部ひらがなのあぶない刑事、野球をしないタッチ、ブロック崩しだらけのバグってハニー、「こい」に乗り遅れる時空の旅人、そして伝説の「りり」のゴーストバスターズ。どれも原作ファンほど怒りたくなる仕上がりですが、ネタとして語り継がれているのも、原作が愛されているからこそかもしれません。

ゲームは残念でも、原作の映画・漫画・アニメはどれも本当に名作です。動画で残念ポイントを笑ったあとは、ぜひ原作も見直してみてください。

▶ プレイ動画は YouTube「ファミっ子プレイ動画 retro gamer」で毎日22時に公開中。チャンネル登録で新作をいち早くチェックできます。