週刊少年ジャンプがいちばん盛り上がっていたころ、漫画もアニメもゲームも、みんなドラゴンボールに夢中でした。ファミコンでは1986年から1993年までに、バンダイから全7作のドラゴンボールが発売されています。開発は7作ともトーセです。
最初の『神龍の謎』だけがアクションゲームで、2作目からはカードで戦うRPGに。4作目からはアニメに合わせて『ドラゴンボールZ』になりました。「アニメや漫画のゲームはクソゲーが多い」という噂で遊ばなかった人もいるかもしれませんが、カードバトルRPGになってからは評判のよい作品がそろっています。
動画では、ずんだもんと四国めたんが7作を発売順に紹介。1作紹介するたびに画面右のドラゴンボールがひとつずつ光り、7つそろうと……という演出にも注目です。
この動画で紹介しているゲーム
1作目 ドラゴンボール 神龍の謎
機種:ファミコン/メーカー:バンダイ(開発:トーセ)/発売:1986年/ジャンル:アクション
ファミコンで最初のドラゴンボールです(じつは2か月前に、スーパーカセットビジョンで『ドラゴン大秘境』が出ています)。動画では売り上げ120万本のミリオンセラーと紹介。フィールドを見下ろして進むアクションで、ボス戦は横から見たサイドビューの殴り合いに切り替わります。お話も大胆なアレンジで、第2部は天下一武道会ならぬ「カンフー大会」、第3部ではなんと宇宙へ向かいます。
とにかく難しいことで有名で、悟空はお腹がへるので時間とともにパワーが減り、回復は雑魚が落とすカプセルか、見た目ではわからない隠し部屋だけ。動画の録画でも、ステージ1の山賊のボスでゲームオーバーになっています。それでもファミコン通信のクロスレビューは40点満点の29点。ニンテンドークラシックミニの週刊少年ジャンプ版にも収録されています。
2作目 ドラゴンボール 大魔王復活
機種:ファミコン/メーカー:バンダイ(開発:トーセ)/発売:1988年/ジャンル:カードバトルRPG
2作目は、まさかのすごろく風のカードバトルRPGになりました。カードの星の数だけマップを進み、戦闘では星の多いほうが攻撃。真ん中の漢字(拳・蹴・必)がわざ、下の漢数字が防御という、子どもでもすぐ分かるしくみです。悟空の星1が敵の星7に勝てる、逆転の要素もあります。
物語はクリリンが殺されるところから始まり、ピッコロ大魔王を倒すのが目的です。アドベンチャーの選択肢には、食べたらその場でゲームオーバーの「さよならの果実」など即死の罠がまじり、シリーズでいちばん多いと言われています。仲間カードには「泣き叫ぶばかり」のブルマや、なぜか原作にいない「ハシモトめいじん」まで。動画では、鳥山明先生が「すぐ死ぬので大変だった」と話していたというエピソードも紹介しています。
3作目 ドラゴンボール3 悟空伝
機種:ファミコン/メーカー:バンダイ(開発:トーセ)/発売:1989年/ジャンル:カードバトルRPG
悟空の少年時代からマジュニア編までを一気に描いた、大ボリュームの作品です。悟空の願いは、ピッコロ大魔王に消された天下一武道会の復活(ゲームのオリジナル設定)。レベルアップでもらうポイントをスピード・パワー・テクニック・タフネスに割り振るしくみになり、ボスは悟空と同じくらいの能力になるため、シリーズでいちばん頭を使う1本かもしれません。
終盤には天下一武道会が復活し、青年になった悟空がクリリン、ヤムチャ、天津飯、そしてマジュニアと戦います。エンディングのあとには、アラレちゃんやラディッツと戦える隠しボスも。動画では、売り上げランキングで6週連続1位になったと言われていることや、2003年にワンダースワンカラーでリメイクされたことも紹介しています。
4作目 ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人
機種:ファミコン/メーカー:バンダイ(開発:トーセ)/発売:1990年/ジャンル:カードバトルRPG
ファミコンで初めて「Z」がついた作品で、サイヤ人編に映画のガーリックJr.編がまじったお話です。戦闘力が「BP」として数字で出るようになり、最初の悟空は416、ピッコロは408なのに、ラディッツは1500。原作どおり最初は歯が立ちませんが、育てるほど善戦できるようになります。
カードの流派とキャラの流派が合えば攻撃力アップ、「必」のカードで必殺技。戦いはすべて空中戦で、当時のファミコンとしてはかなりきれいに動きます。サイバイマンの自爆がヤムチャにしか使われないこだわりや、育てた餃子の超能力がベジータまで金縛りにする活躍ぶりも見どころ。育てたキャラをパスワードで出場させる天下一武道会モードもあり、動画では売り上げ約90万本と紹介しています。
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5作目 ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!
機種:ファミコン/メーカー:バンダイ(開発:トーセ)/発売:1991年/ジャンル:カードバトルRPG
舞台はナメック星。発売のころ、原作はまだフリーザとの戦いの途中でした。そのためゲームでは、ヤムチャ・天津飯・餃子も生き残って一緒に戦い、最後は超元気玉でフリーザを地平線の彼方へぶっ飛ばすという、原作とはひと味ちがう「もうひとつのナメック星編」になっています。
すごろくの「運命の選択」が復活し、オート戦闘も選べるので気軽に遊べます。ギニュー特戦隊の決めポーズ、ボディチェンジを防ぐカエルのカード、戦闘力53万、そしてHPが無限で絶対に倒せない最初のフリーザなど、原作ファンがうれしくなる再現がいっぱい。イベントでしか手に入らなかった金色のカセットが、2015年のネットオークションで91万円で落札されたという話も動画で紹介しています。
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6作目 ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間
機種:ファミコン/メーカー:バンダイ(開発:トーセ)/発売:1992年/ジャンル:カードバトルRPG
映画のクウラ編から人造人間編までのお話です。最初はナメック星のフリーザ戦から始まり、悟空はついに超サイヤ人に。流派に人造人間の「造」が加わり、バトルはアニメのような超高速に。ヤムチャやクリリンたち地球人も、育て方しだいで強敵を倒せます。界王様を笑わせるダジャレの修行(言葉のスロット)もユニークです。
ところが、題名は「烈戦人造人間」なのに、神様と合体したピッコロとセルの戦いの途中でセルに逃げられ、まさかの「おわり」。発売のころ、原作のセル編はまだ連載中で、続きが作られることはありませんでした。最後のメッセージ「こんどは オラが やる!」を書いて送ると、抽選で公式の認定カードがもらえたそうです。
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7作目 ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画
機種:ファミコン/メーカー:バンダイ(開発:トーセ)/発売:1993年/ジャンル:カードバトルRPG
ファミコン最後のドラゴンボールで、ストーリーは完全オリジナル。サイヤ人に星をほろぼされた一族が復讐をたくらみ、地球に細胞をこわす「デストロンガス」をばらまきます。このゲームとセットで、アニメのOVAも作られました。冒頭では、ガスのせいで悟空のかめはめ波が出ないという驚きの展開も。
カードバトルは「アレンジメント」に変わり、決まった順番にカードを並べると、必殺技を制限なしに撃てるようになりました。敵の技は、タイミングよくボタンを押してはじいたり、かわしたりもできます。ゴースト戦士としてよみがえるクウラとフリーザの兄弟、映画のターレスとスラッグ、黒幕のドクター・ライチーと、胸アツな展開が続きます。のちにバンダイのゲーム機「プレイディア」で『真サイヤ人絶滅計画』も発売されました。
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7作でここまで変わった!カードバトルの進化
7作を続けて見ると、カードバトルのしくみが少しずつ変わっていくのがよくわかります。大魔王復活でカードバトルとすごろくが生まれ、悟空伝で能力の割り振り、強襲!サイヤ人で戦闘力(BP)と流派、激神フリーザ!!でオート戦闘、烈戦人造人間で超高速バトル、そして外伝のアレンジメントへ。動画の最後では7作をひとことずつでふり返り、7つのドラゴンボールがそろったところで神龍が登場します。
動画の目次
時間を押すと、その場面から動画が始まります。
- 0:00 オープニング
- 0:48 ファミコンのドラゴンボール 全7作
- 1:58 1作目 ドラゴンボール 神龍の謎
- 3:28 神龍の謎のしくみ
- 3:59 神龍の謎は激ムズ
- 5:25 神龍の謎 ぼくの録画
- 7:19 2作目 ドラゴンボール 大魔王復活
- 8:37 カードバトルのしくみ
- 9:53 大魔王復活の即死の罠
- 12:01 3作目 ドラゴンボール3 悟空伝
- 13:16 悟空伝の能力の割り振り
- 13:56 悟空伝 ぼくの録画
- 14:38 悟空伝の天下一武道会
- 15:53 4作目 ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人
- 16:36 戦闘力が数字で出る
- 17:52 サイバイマンの自爆
- 19:17 5作目 ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!
- 20:36 ギニュー特戦隊
- 21:41 激神フリーザ!!のフリーザ戦
- 22:28 6作目 ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間
- 23:54 烈戦人造人間のおもな敵
- 24:24 まさかの「おわり」
- 25:21 7作目 ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画
- 26:16 アレンジメント・カードバトル
- 26:47 よみがえった歴代のボス
- 28:16 まとめ
まとめ
激ムズのアクションから始まり、カードバトルRPGで名作を生み出したファミコンのドラゴンボール。原作どおりの名場面と、ゲームならではのオリジナル展開や「まさか」の結末が入りまじっているのが、このシリーズの面白さです。動画では、7作すべてを実際のプレイ画面で紹介しています。
あなたの思い出の作品はどれですか? ぜひ動画のコメントで教えてください。
引用・クレジット
- ゲーム燦爛チャンネル暁「【FC】ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人【エンディングまで】」
- ゲーム燦爛チャンネル暁「【FC】ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!【エンディングまで】」
- ゲーム燦爛チャンネル暁「【FC】ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間【エンディングまで】」
- ゲーム燦爛チャンネル暁「【FC】ドラゴンボール 神龍の謎【エンディングまで】」
- ゲーム燦爛チャンネル暁「【FC】ドラゴンボール 大魔王復活【エンディングまで】」
- ゲーム燦爛チャンネル暁「【FC】ドラゴンボール3 悟空伝【エンディングまで】」
- ゲーム燦爛チャンネル暁「【FC】ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画【エンディングまで】」
- 音声:VOICEVOX:ずんだもん、VOICEVOX:四国めたん
- 立ち絵:坂本アヒル(ずんだもん立ち絵素材・四国めたん立ち絵素材)
▶ プレイ動画は YouTube「ファミっ子プレイ動画 retro gamer」で毎日22時に公開中。チャンネル登録で新作をいち早くチェックできます。


