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似すぎだろ!でも遊んでたらハマってたw名作パクリゲー 5選

「あれ、このゲーム、どこかで見たことあるぞ…」。レトロゲームを遊んでいると、人気作にそっくりなソフトに出会うことがあります。でも、ただのマネで終わらず、遊んでみると意外なほどハマってしまう名作も少なくありません。

今回の動画では、ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、プレイステーションから、そんな「名作パクリゲー」を5本紹介しています。元ネタのゲームと画面をならべてくらべながら、「当時、何か言われなかったの?」という疑問も1本ずつ調査。雑誌の評価やうわさ、社内会議のいきさつ、さらには裁判にまで発展した話も登場します。めたんが「そっくり!」と思った回数を数えるカウンターにも注目です。

この動画で紹介しているゲーム

1本目 アタックアニマル学園

機種:ファミコン/メーカー:ポニーキャニオン/発売:1987年/ジャンル:3Dシューティング

1987年12月にポニーキャニオンから発売された3Dシューティング。主人公はセーラー服のスケ番・ノッコで、親友をさらったアニマル学園連合にサブマシンガンで立ち向かいます。画面の奥へ進みながら、地面を走ったり空を飛んだりして敵を撃つ遊び方は、セガの『スペースハリアー』そのもの。ファミコン版スペースハリアー(1989年1月)より1年ほど早く、ファミコンでスペハリ気分を味わえたソフトでした。

パワーアップはなぜか「地蔵守護霊」というお地蔵さん。草原スクールから空中大学まで、6つのステージで学校の名前もノッコの服装も変わるこだわりぶりで、ファミコン3Dシステムにも対応していました。

当時の雑誌では「イロモノスペハリ」と紹介され、スクウェアが作ったといううわさもありましたが、実際の開発はサイトロン・アンド・アート。セガから何か言われたという記録は見つからなかったそうです。

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2本目 ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記

機種:プレイステーション/メーカー:エンターブレイン/発売:2001年/ジャンル:シミュレーションRPG

2001年にエンターブレインから発売されたシミュレーションRPG。ゲームデザインは『ファイアーエムブレム』の生みの親と言われる加賀昭三さんです。国を追われた公子リュナンと、海賊団の頭ホームズという親友2人が、それぞれの道で帝国と戦います。マス目のマップや戦闘アニメ、同じ名前の武器など見た目はそっくりですが、主人公ホームズが弓しか使えない、3すくみがないなど、遊ぶと違いも見えてきます。

当時の反応は「思いっきり言われた」1本。発表時の題名は『エムブレムサーガ』で、任天堂から何度も手紙が届き、題名を変えて発売したものの裁判に発展しました。最終的に、宣伝のしかたが不正競争にあたるとして約7600万円の支払いが確定しましたが、著作権の侵害、つまりパクリとは認められませんでした。ゲームの評価は高く、ファミ通クロスレビューでゴールド殿堂入りしています。

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3本目 スパークワールド

機種:スーパーファミコン/メーカー:デンズ/ITC/発売:1995年/ジャンル:アクション

1995年に発売されたアクションゲームで、主人公はなんと車。乗り物たちが暮らすカーワールドを舞台に、カジノのオーナーで悪の親玉のドン・ゴーガンに、辞表をたたきつけた新米刑事ビートとバーツが立ち向かいます。マス目のステージに電池を置くと十字に放電してブロックや敵をこわすルールは、どこから見てもボンバーマン。電池をけとばす技や、一列にならべて置く技まであります。

ただし、爆風一発でアウトではなくライフ制だったり、対戦のコンピューターの強さを1人ずつ9段階で決められたり(本家より先だったそうです)と、独自の工夫もしっかり。ハドソンから何か言われたという話は見つかりませんでした。最大4人で対戦できるので、みんなでワイワイ遊ぶのにもぴったりです。

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4本目 ニュートピア

機種:PCエンジン/メーカー:ハドソン/発売:1989年/ジャンル:アクションRPG

1989年にハドソンから発売されたアクションRPG。悪魔ラファエルに奪われたララン姫と8つのメダリオンを取りもどすため、勇者フレイが旅立ちます。見下ろし型のフィールド、爆弾でこわせる壁、動かせる岩、8つのダンジョン…。遊んだ誰もが「ゼルダやん!」と思ったはずです。それでも、こわせる壁には壁画の目印をつけるなど、ゼルダのわかりにくい部分を遊びやすく整えています。

高橋名人によると、始まりは新人の練習として出された「ゼルダを参考に作ってみなさい」という指示。それがいつの間にか発売予定に入り、社内会議では「似すぎだ」「そう作れと言ったのに」ともめたそうです。任天堂から何か言われたという話はなく、2007年にはWiiのバーチャルコンソールで配信されました。

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5本目 チョコボレーシング 幻界へのロード

機種:プレイステーション/メーカー:スクウェア/発売:1999年/ジャンル:レース

1999年にスクウェアから発売されたカートレース。チョコボやモーグリ、黒魔道士たちがアイテムで競い合う姿は、まさにスーパーマリオカートです。ただし中身はFFらしさたっぷりで、アイテムは魔法の「魔石」。同じ魔石を続けて取ると、ファイア、ファイラ、ファイガとレベルアップします。キャラごとに選べるアビリティ、スピンを加速に変える「スピンターボ」、飛び出す絵本のようなストーリーモードも独自の魅力です。

BGMは伊藤賢治さんによるFFの曲のアレンジで、エンディングの歌は太田裕美さん。隠しキャラにはクラウドやスコールも登場します。当時何か言われたという話は見つからず、後継作の『チョコボGP』は2022年に任天堂のスイッチで発売されました。

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5本をつなぐ意外な縁

動画では、5本のあいだの小さなつながりも紹介しています。アタックアニマル学園と同じころにスクウェアが出したスペハリ風のゲーム『とびだせ大作戦』の主人公ジャックは、チョコボレーシングに隠しキャラとして登場。さらに、アタックアニマル学園のエンディングには「ニュートピア・プランニング」という名前が出てくるものの、つづりはPCエンジンのニュートピアとは違うそうです。

動画の目次

時間を押すと、その場面から動画が始まります。

  • 0:00 オープニング
  • 1:29 1本目 アタックアニマル学園
  • 4:41 アタックアニマル学園 当時の反応
  • 6:19 2本目 ティアリングサーガ
  • 8:52 ティアリングサーガ 当時の反応
  • 10:41 3本目 スパークワールド
  • 12:52 スパークワールド 当時の反応
  • 13:19 4本目 ニュートピア
  • 16:10 ニュートピア 当時の反応
  • 16:43 5本目 チョコボレーシング
  • 20:11 チョコボレーシング 当時の反応
  • 20:43 まとめ

まとめ

雑誌に「イロモノスペハリ」と書かれたアタックアニマル学園、最高裁まで争ってもパクリとは認められなかったティアリングサーガ、本家より先のアイデアもあるスパークワールド、社内でもめたのに任天堂のWiiで配信されたニュートピア、そして後継作がスイッチで出たチョコボレーシング。どれも人気作を研究して、遊びやすくしたり新しいアイデアを足したりした作品でした。

動画の「そっくり!」カウンターは11回。似ているかどうかより、遊んでおもしろいかどうかが大事なのかもしれません。あなたが「これ〇〇じゃん!」と思ったゲームも、ぜひ思い出してみてください。

▶ プレイ動画は YouTube「ファミっ子プレイ動画 retro gamer」で毎日22時に公開中。チャンネル登録で新作をいち早くチェックできます。